⑦抗がん剤治療開始

治療までの流れ

こんにちは、oba活です。本日は、数あるblogの中から、oba活のblogを訪問して下さり、ありがとうございます。私のブログを偶然、今回の投稿から初めて訪問して下さった方に簡単に自己紹介をさせて頂きます。もう知っているよ!とおっしゃる方は、下の詳細説明から、宜しくお願い致します。

このブログは、私が乳癌(レベルⅣ)と宣告され、“今のところ、体の中に癌細胞は見当たりません”と、診断されるまでの、私の実体験を書いたものです。今回のブログをお読み頂き、興味をお持ち頂ければ、ぜひ、最初の投稿の方も覗いてみて下さい。

今回のブログでは、“乳癌発覚から治療までの流れ”の⑦抗がん剤治療開始、を書いていこうと思います。とうとう、2018年から、恐怖でしかない、抗がん剤治療が開始されました。初めての点滴を投与する、1回目、の際には、必ず、入院しました。

抗がん剤の点滴を投与する際には、普通に、入院しているお部屋で打つ点滴の感覚とは、違っておりました。何となく、隔離されたような、抗がん剤専用のお部屋で打つ点滴は、ただならぬ空気感でした。何よりも、わたくしを恐怖に陥れたのは、看護師の、いつものナース服なるものではなく、その上から、防護服のようなエプロンに、さも、このお薬は“危険なもの”と言わんばかりの空気に、今更引けませんが、内心、怯えました。

大丈夫よ、きっと良くなる!!と、必死にプラス思考へもっていこうと、楽しいこと、気楽になること、と、考えておりますと、点滴がいくつかやって参りました。透明のものと、“!!!”な、何ということでしょう!!!

今まで見たこともないほど鮮やかな赤色と申しますか、ブラッドオレンジと申しますか、わたくしの知り得る限りの、点滴のカラーとは違う、はっきりとしたお色目の点滴が参りました。先生が1番強いお薬だから、と、言っていたのは、紛れもなく、この点滴ですわね!と、一目でわかりましたし、こんなもの、人間の身体に入れて大丈夫なの???と、大変不安になりました。

ですが、わたくしは生きて帰る!と、約束したからには、しょっぱなでくじけるわけには参りませず、まずは第1関門の、目の前のこの点滴を頑張らなければ!!!と、覚悟を決め、少し前からブームになっている瞑想に入ることにしました。点滴が全て終了するまでに2時間ほどありましたが、ず~っと、全集中で瞑想をしておりました。

皆さん、わたくしがとうとう現実逃避に入ったのか、と、思われるかもしれませんが、良からぬことばかり考えて、不安になるより、よっぽど“無”の状態でいる、ことの方が効果があると、今振り返っても、わたしは感じております。

無事に抗がん剤を終えましたが、ここからがわたくしにりましては、第1回目の正念場と申しますか、苦しい戦いの幕開けとなりました。抗がん剤を打つ前に使用した吐き気止めも虚しく、強い吐き気にも頭痛にも襲われました。

寝ても覚めても吐き気はおさまらず、嗅覚も鋭くなってしまい、色々な匂いに敏感になり、その匂いに誘発されて吐き気が起こると言う悪循環で、まるで激しいつわりのような感覚でした。

抗がん剤の点滴を打つお部屋に入ったときに、目に留まりましたのが、“柔軟剤や香水、香りの強い飲食はお控え下さい”と、あちこちに掲示されておりましたのを、少し“?”と、思っておりましたが、抗がん剤を打ってみて初めて、“なるほど”と、納得致しました。ほんとうに少し前までは“良い香り”、と、感じていたものが、“吐き気誘発フレーバー”へと変わってしまいました。

暫くして、ありとあらゆる“毛”が抜け落ちてしまうようになり、お料理を作ろうとして、玉ねぎの皮を向こうとすると、わたくしの爪の堅い爪の方が剥げてしまうなど、生活がしにくくなって参りました。

髪の毛のことや、爪のこと、まつ毛のことなど、女性ですから、見た目にも、色々と困ったことはありましたが、何とか2種類の抗がん剤を、1度も中断することなく、無事に全て打ち終えることができました。

先生のチョイスしてくれたお薬が良く合っていた様で、脇の下の癌細胞は、オペ前には5センチ程の大きさから2.5センチ程の大きさにまで縮んでいました。これは奇跡的にお薬がよく効いてるね~!!と、先生も嬉しそうでしたが、食べるものもままならず、生きているのに生きている心地のしない日々はわたくしにとりましては、もう、お腹いっぱい、と、いう思いでした。

髪の毛のこと、爪のこと、まつ毛のこと、そして、この抗がん剤の日々の、わたしの過ごし方は、乳癌発覚から治療までの流れを、一通り書くことができましたら、また、項目ごとに書いていきたいと思っております。

つらい抗がん剤治療の中でも、やる気になれたり、テンションが上がって、わくわくしたり、うきうきしたり致しました。食べること以外でも、免疫も下がっているので、色々とできることに、制限がある中でも、充分に楽しめることを見つけたので、シェアできたらと思います。きっと、モチベーションが上がること間違いなし(^_-)-☆と、思っておりますので、お楽しみに。では、本日の投稿はここまでとなります。

次回の投稿は乳癌発覚から治療までの流れの詳細の⑧5センチ程あった脇の癌をオペにより切除。を、投稿したいと思います。本日も、私の投稿をご覧下さり、有り難うございました。

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