B.手が腫れる

気をつけていること

こんにちは、本日は、数あるblogの中から、oba活のblogを訪問して下さり、ありがとうございます。今回は、癌治療中に気をつけていたことに関して投稿していきたいと思います。

当時、抗がん剤の副作用で、わたくしの指はグローブのようにパンパンに腫れてしまったことがあります。ちょうどその頃、抗がん剤後は、病院からすぐのホテルでゆっくり2,3日過ごして、他県の自宅へ戻るようにしていました。一人で車を運転して他県から病院まで通っていた、と言うこともあり、夫と話し合いの結果、そのような形で治療を進めておりました。

本当に、このようにさせてくれた家族に感謝しかないです。副作用が出ても、心置きなく苦しめると申しますか、自宅にいれば、病気言えどもやはり、夫や子供に食事を作れなければ“申し訳ない”と、気を遣いますし、体調が悪くてゴロゴロするのも、気を遣います。

であれば、思い切って、抗がん剤を打った後の2,3日は、ゴロゴロ心置きなくしっかり休養して、少し元気を取り戻してから、自宅へ帰宅するルーティンを作る方が、わたくしにとっては、ですが、最高の“治療法”だったんだな、と、後から更に、気づくことができました。

これはもう、人それぞれの感覚で、家族の誰かと一緒にいないと不安、パートナーといないと不安、と、色々かと思います。わたくしにとっては、苦しいときは人目を気にすることなく、1人でおおいに苦しめる環境”が大変有り難かったです。

2番目に使った抗がん剤の種類の際は、手がグローブに様にパンパンに腫れてしまい、ペットボトルのフタすら開けれず、蛇口をひねるのも一苦労でした。いつか誰かの参考になれたら・・・と、思い、写真を撮っていました。親指が特にひどく、指先が痛くて痛くて仕方ありませんでした。

手全体がしびれて指先がぱんぱん!!

この様な状態になると、本当に、お料理も作れません。勿論引き続き吐き気なども続いておりますから、お洗濯なども柔軟剤など香りの強いものは避けなければなりません。どんどんナチュラルなものへと移行して、自宅に戻りますと、お洗濯も夫がしてくれるようになりました。

結婚当初は、まさか、夫にお洗濯をさせたりするなどとは、夢にも思わなかったのですが、今ではゴミ出しやトイレ掃除までしてくれて、抗がん剤の副作用が治った今でも、トイレ掃除やゴミ出し、お布団を上げるといった作業はしてくれるようになりました。

本当に、頭が上がりません。現代では家事の分担は当たり前かもしれませんが、やはり、家事全般のことを夫にお手伝いしてもらうのは、わたくしは、生まれが“昭和”なせいか、気がひけてしまいます。ですが、その“申し訳ない”は、やめることにしました。

“ごめんなさい”や、”申し訳ない”を、やめる代わりに、“ありがとうございます”、“大好きです”を、頻繁に言葉に出し、態度にも出すようにしました。常日頃から、夫には、”言葉にしないのは罪だ”と、言われておりました。当時は、”何が罪なの?言葉に出すのが下手な人だっているのよ!”と、言い訳をしておりましたが、こんなにしてもらっているのに、それはないでしょ、と、自分を奮い立たせ、これを機に、沢山言葉と態度で伝えるよう努力してみました。

それが正解だったかどうかはわかりませんが、今、体は回復しているにも関わらず、夫が色んな家の中のことを手伝ってくれていると言うことは、わたくしの”喜んでいる”と言う気持ちは伝わったのだなと感じています。

何がきっかけとなるかはわかりませんが、”相手が変わった”と感じることがあるのなら、それは”鏡”で、相手ではなく、自分が変わったんだと気付きました。少しでも良い方へ変われるように、今後も”自分作り”をしていきたいと思います。本日の投稿は以上となります。訪問して下さり、有り難うございました。

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