⑤瞑想

心のケア

こんにちは、本日は、数あるblogの中から、oba活のブログを訪問して下さり、有り難うございます。今回は、癌治療中、そして今現在、経過観察に入ってもなお、ずっと続けているメンタルケアの1つについて、投稿したいと思います。

これは、わたしの癌治療がプラスへ向かった大きな“鍵”となるものであったと、今振り返っても、“大切な行動であったのではないか”、と、感じています。沢山の本を読む中で、わたくしの病気のことに関しては、医学に任せるしかないことは勿論ですが、と、同時に、メンタルケアとして、“瞑想”をすることにしました。

わたくしの癌のタイプは、トリプルネガティブと言うものでしたが、それに因んでか関係ないのか、わたくしの性格も本来は大変ネガティブなものでした。放っておくと、どんど勝手にマイナス思考になり、心配しかしません。

そこで、癌と診断された直後には、1日4時間、必ず瞑想しました。“祈り”とは違いますから、心の中で“どうか、助けて下さい”、などと願うのではなく、とにかく“考えない時間”を沢山作りました。

“頭の中を空っぽにする時間”を、1日のうちで、取れるだけ取る。その為に家族もみんなが協力してくれました。体が元気なときにこんなことをしている人を見かけたら、一体どうしちゃったんだろう?と、思っていたかもしれませんが、この時は必死でした。

瞑想するお陰かどうかはわかりませんが、いつも心の中は穏やかだったように思います。それを裏付けることとして、当時、次男は“シュタイナーこども園”に通っていましたが、先生は手厚く子供たちを良く観察してくれて、時折、子供の様子を教えてくれました。

その中でも、当時わたくしは髪が抜けて、突然ウィッグになったり、体調が悪くて吐いたり、急遽他県へ泊りがけで不在だったりと、治療にいそしんでおりましたが、園の先生に、次男は全く心のぶれがなく、平穏に過ごしています。と、聞きました。

“それは、お母さんの心がぶれていないからだと思います。子供はお母さんの状態が出るものですが、○○君は、お母さんが病気になっても、全く変わらず、元気いっぱいです。”と、声を掛けてもらえたときに、すぐに毎日の“瞑想”だと感じました。

自然療法を勧める友人にもらった“浄化されると言うオーガニックのマスク”と、このシュタイナーこども園でお世話になったママ友や先生方からもらった、同じメーカーの大判のタオルケットを体にぐるぐる巻きつけて、入院中も、時間が許す限り真剣に“瞑想”しました。

普段のマイナス思考の塊で、心配性のわたくしは、ちょっとどこかに追いやって、お花畑にいるような気分で過ごすことに徹しました。皆さんは“鬼滅の刃”などご覧になったことがございますか?

その中のキャラクターで言うと、ねづこちゃんをお花畑で幸せそうに追いかける“善逸”のような・・・、想像、できましたでしょうか?逆に難しかったでしょうか・・・?とにかく、“あはははは~”と、楽しく過ごすことにしました。

手術の直前の麻酔で意識がなくなる直前までも、きちんとした姿勢で“瞑想”できなくても“意識”だけは、ぎりぎりまで瞑想しました。いえ、したつもり、になっているだけかもしれませんが、寝ても覚めてもと言う言葉が正解、と思えるほど“瞑想”しました。

そして今では、あの時ほどの集中力で、あのような長時間は全くできませんが、必ず毎日、最低でも30分は“瞑想”するようにしています。“瞑想”と、夫の、“これでいいのだ”と言う言葉を忘れないこと、これは、わたくしがこのブログを投稿する上で1番大切なメッセージとなると思っています。

本日の投稿は以上となります。貴重なお時間を、訪問して下さり、ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました